うつ病について 特徴や予防

日記・思想

どうも、ろきおです。

 

ろきお
ろきお

高校生の時くらいに会食恐怖症になってしまってから、

 

心や気持ちについてのことや、

 

人の特徴についていろいろ本や資料を読むようになりました。

 

少しでも皆様に知り得たことを記していければと思います。

 

うつになる人は年々増加しています。

うつ病は他人にはなかなか分かりにくいですし、とてもつらい病気です。

今回はうつ病について(特徴や予防)について一緒に見ていきましょう。

うつ病とは?

気分が強く落ち込み憂うつになる、やる気が出ないなどの精神的な症状のほか、眠れない、疲れやすい、

体がだるいといった身体的な症状が現れることのある病気で、気分障害の一つです。気分障害は大きく

「うつ病性障害」と「双極性障害(躁うつ病)」に分けられ、いわゆる「うつ病」はうつ病性障害のなか

の「大うつ病性障害」のことです。うつ病では気分が落ち込んだり、やる気がなくなったり、眠れなくな

ったりといったうつ状態だけがみられるため「単極性うつ病」とも呼ばれますが、一方の双極性障害はう

つ状態と躁状態(軽躁状態)を繰り返す病気です。

 

性格からみていくと、まじめ・几帳面・責任感が強く・完璧な主義で・人からの評価も高い人などに多い

といわれています。

周りからの頼み事を断れずに、たくさんの業務をかかえ込んでしまったり、柔軟に臨機応変な対応が出来

ずに自分を追い込んでしまったり。結局は、ストレスをため込んでしまって、こころのバランスを崩して

しまうこともあるようです。

何らかの過度なストレスが引き金となって起こることもあると考えられています。さまざまなストレスの

中で特に多いのは「人間関係のストレス」「環境の変化によるストレス」です。例えば「身近な人の

死」や「リストラ」などの悲しい出来事だけではなく、「昇進」や「結婚」といった嬉しい出来事や環境

の変化から起こることもあります。

 

健康に関すること・・・月経、事故、からだの病気

家族に関すること・・・妊娠、出産、子どもの就職・結婚、家庭内の不和・離婚

仕事に関すること・・・昇進、降格、失業、仕事の失敗、定年

お金に関すること・・・貧困、税金問題、相続問題

環境の変化・・・旅行、引っ越し、転勤、近親者との死別・離別、病気

 

しかし、これらの特徴がなくてもうつ病になることはあります。「自分は楽天的だからうつ病にはならな

い」というわけではありません。早めに自分のこころと身体の信号に気づいてくださいね。

 

うつ病の症状

うつ病では気分の落ち込みや意欲の低下、不安・イライラなどの精神的な症状がみられます。

そのほかに、体のだるさや痛み、しびれなどの身体的な症状がみられる場合があります。

 

精神症状・・・・・・無関心、不安・焦り・イライラ、集中できない、口数が少なくなる、気分が落ち込

む、意欲がなくなるなど

身体症状・・・・・・耳鳴り、睡眠障害、めまい、頭痛、動悸、食欲不振、生理不順、下痢便秘など

 

男女でどちらがうつ病になりやすいのか

男女でうつ病の有病率を調べてみると、大きな差がでることが分かっています。

一般的には女性のほうが男性よりも有病率が高いと言われています。

脳科学的な問題で女性ホルモンの分泌の周期によって、うつ病を引き起こしやすくなると言われていま

す。

月経だけでなく、妊娠や出産によるホルモンバランスの変化においてもうつ病になりやすくなります。

 

 

効果的な予防法は運動

予防に効果があるのは「運動」です。ジョギング、ウォーキング、自転車、水泳、エアロビクスなどの有

酸素運動は、うつ病を予防し、不安や落ち込んだ気分を改善しストレスホルモンを正常化することが、多

くの研究で示されています。

さらに、うつ病になった患者さんへの運動療法は、薬物療法と同等かそれ以上の効果があるといわれてい

ます。

具体的な運動時間としては、週に2~3時間(1回45分以上)の汗が流れる程度の運動がオススメです。

しかしながら、体力がない方や、すでにうつで気力がない方は、普通のウォーキングなど軽い運動

でも効果があります。

日常生活で気をつけたいこと

うつ病の再発を防ぐためには、うつ病を発症する引き金となったストレスを避けることが大切です。

十分な睡眠を心がける

睡眠は、うつ病予防に限らず、脳と体を休ませて健康な生活を送るために欠かせません。規則正しい睡

眠・覚醒リズムを保つため、就寝時間と起床時間をできるだけ一定にするよう心がけましょう。

休養をとる

忙しさのあまり休みをとらないでいると、ストレスが溜まってうつ病を再発する危険が高まります。意識

的に休養をとって、ストレスを発散させるようにしましょう。楽しめる趣味があればいいですね!

自分を知る

うつ病になりやすい方には生真面目、完璧主義、自分に厳しい、凝り性、気を遣うなどの性格がみられる

ことが知られています。すべての仕事に手を抜かず、完璧なものを求めて頑張りすぎてしまったり、疲れ

を感じても「甘えてはいけない」「周りの迷惑にならないように」と自分を追い込んでしまったりするこ

とは再発の危険性を高めてしまいます。自分の性格を理解して、無理が重ならないようにコントロールす

ることが大切です。

栄養バランスを考えて食事をする

食事は睡眠と並んで生きるために欠かせないものです。栄養バランスのとれた食事を心がけ、自分の体を

いたわってあげる習慣を身につけましょう。

体のリズムをつくる

うつ病になるとよく眠れなかったり、引きこもりがちになったりするので体のリズムが乱れてしまいがち

です。なるべくいつも同じ時間に就寝・起床するようにして、朝起きたら部屋のカーテンを開けて日光を

浴びるよう心がけましょう。毎日、規則正しく食事をすることもリズムを整える上で効果的です。

アルコールは控える

適度なアルコール摂取はストレスを発散させる効果が期待できますが、過度の飲酒は依存症を引き起こす

危険性がありますので注意しましょう。

自動車の運転に注意

うつ病は集中力や判断力が低下するため自動車の運転や機械の操作は避けたほうがいいでしょう。

うつ病治療に用いられる薬の中には服用中の自動車運転を禁止しているものも少なくありませんから、不

安な場合には主治医や薬剤師に相談しましょう。

適度な運動を心がける

適度な運動はストレスの発散に役立つほか、食欲を増進させ睡眠の質を高める効果も期待できます。

ただし、過度な運動は逆にストレスになることがありますから、ウォーキングやストレッチなど、

自分の体力に合わせて無理なく続けられる運動がオススメです。

一人で問題を抱え込まない

困ったことや不安に思うことがあれば一人で悩まずに、家族や友人、主治医に相談しましょう。

「周囲に相談する」ことを習慣づけることが重要です。

自分だけではどうしようもないと思える問題でも、他の人に相談してみると解決のヒントが得られたり、

それだけで気持ちが楽になったりするものです。

 

おわりに

どうでしたか?うつ病は誰にでも起こりうる病気ですが、目に見えない疾患です。

心の病なんて自分には無縁と思いがちですが、案外身近にあるのも事実です。 厚生労働省によると、日本

人約40人のうち1人が精神疾患の患者だといいます。 増加の原因ははっきり言えませんが、社会のスト

レス強まっているのか、今まで気の持ち方だと思われていた症状が心の病気だという認識が広まったため

か。ただうつ病は今やありふれた病気で、15人に1人が一生に一度はかかるといわれているほどです。

うつ病を発症するストレス源は人それぞれ違いますが、きちんと治療すれば治る病気です。

病院受診をして、お薬を飲み、休養をしっかりとることが大事です。

最後までありがとうございました。

 

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