どうも、ろきおです。
繊細な人と聞いてどのような人を思い浮かべますか?
気を使いすぎる人や傷つきやすい人を思い浮かべる人もいるでしょう。
繊細な人というのは、それぞれの長所と短所を持ち合わせているのです。
では、具体的には繊細な人にはどのような共通点があるのでしょうか。
そこで今回は繊細な人の特徴について記述していきます。
最後までお付き合いください。
繊細な人の特徴
優柔不断
優柔不断とは、すっぱりと決断を下したり、なかなか決心したりすることができない性格のことです。
繊細な人は、失敗したり間違ったりした時のリスクを考え、またそれによって自分が受けるショックを想
像してしまい、優柔不断になりがちです。
繊細な人は他の人がスルーするような小さいことも「ああでもない、こうでもない」と深く考えてしまう
傾向にあります。
「ああでもない、こうでもない」と深く考えて、やっと決断した後も「これで本当によかったのか」とま
た悩むのです。
些細な変化に敏感
相手の表情や態度、声のトーンや口調から「あの人は機嫌が悪いな」、「私に怒っているんだな」
というように相手の感情の変化や周囲の状況などを素早く察知します。
物事の変化にも過敏になっていて、繊細な人はいつもと違うことが苦手なところもあります。
繊細な人は感受性が強いので、他の人が気づかないような些細な変化にも気づいてしまいます。
相手の表情や態度が気になってしまうのも、物事の変化に反応しては怯えるのも、音のせいでイライラし
て集中できないのも感受性の強さが影響しているのです。
気遣いが上手い
繊細な人は、人の感情の変化に敏感な為、「相手が今どんなことを考えているか」ということにまで気を
配ることができます。そして相手が心配するほど過剰に気遣いをするところがあります。
人から負の感情を向けられること、嫌われることがとにかく苦手なので、それを避けるために他人にへり
くだり、気を遣っているのです。
そうした姿勢のせいで見下されることも沢山ありますが、繊細な人は言い返せないのです。
悲しいと思いながらも反撃する術を持ち合わせていないので受け入れてしまうのです。
優しい
繊細な人は自分のことよりもまずは他人を優先する傾向にあります。
周りの感情の変化がすぐわかってしまう為、「相手を不快な気持ちにさせてはいけない」と感じ、その結
果必要以上に他人へ遠慮してしまうのです。
周りは繊細な人を「気の利く人」だと感じますが、それが更に繊細な人のプレッシャーとなっていること
もあるでしょう。
マイナス思考
繊細な人はマイナス思考に陥りやすく、いつも悪い方へと考えては落ち込んでしまいます。
自分に自信がない、これまでうまくいったことがない、いつも嫌なことばかりなので、無意識に悲観的に
なってしまうのです。
また、繊細な人はショックを受けやすいところがあるので、「うまくいかない」というネガティブな気持
ちを盾にしてデリケートな心を守っています。
言いたいことを素直に言えない
言いたいことがあっても、「これを言ったら○○さんはどう思うだろう」、「こんなこと言って変に思われ
ないだろうか」と繊細な人はすごく悩みます。
頭の中では色んな会話パターンを思いついているのですが、それをそのまま口に出して言うことがなかな
かできないのです。
言っても変に思われないか、嫌われたりしないだろうかと深く考えては、「やっぱりやめておこう」と言
葉にすることにSTOPしてしまうのです。
人目を気にしすぎる
「自分の評価を落としたくない」という気持ちが強いがあまり、周りの視線が気になってしまうのです。
人目を気にしすぎている人は例えば、自分のミスをAさんに注意されたとき注意そのものよりも「注意さ
れた自分を他の人に見られている」ことにストレスを感じるのです。
ミスした自分を見られることに不安を感じるかもしれませんが、たった一度のミスが自分の評価に直結す
るわけではないので、「誰でもミスはあるんだ」と思い、自信を無くさないようにしましょう。
まとめ
繊細な人は、周囲の人に気を使いすぎてしまい、精神的に疲れてしまいがちです。
そのため、時にはひとりになれる場所で過ごしたり、相手と距離を置くことが自分を守ることに繋がりま
す。
また、相手の気持ちを決めつけすぎずに、言葉に出して確認し合い、自分の気持ちも相手に理解してもら
う努力をすることも大切です。
繊細な人には、他人の気持ちの変化に敏感だからこそ、活かせる環境も多くあります。
自分の弱さや認識を理解し、今の自分を素直に受け入れることも大切です。
他人と比べず、あるがままの自分でいることで気持ちが楽になります。
また、あるがままの自分を受け入れ自分の能力を把握していれば、いざとなった時に仲間に頼ることがで
きます。
悪いことばかりではなく、人の心の変化に過敏だからこそ空気を読んだ行動、気遣いなどができるという
メリットもあります。
自分の短所を長所として考えること、そして出来る限り自分の心と向き合うことで、過ごしやすくなるで
しょう。
最後までありがとうございました。