「ネガティブ」という言葉をご存知でしょうか?
「ネガティブ」は「否定的」「消極的」である様子を言い表している言葉です。
何か良くないことがおきてしまうのではないか・・・
どうせ出来るわけない・・・
と、まだ起こってない結果に対して悪い方向で物事を捉えてしまうのです。
「ネガティブ」の反対は、何でも良い方向に物事を捉える「ポジティブ」という言葉になります。
ネガティブな考えを持ってしまった人は、とにかく消極的になってしまいます。考え方だけでなく行動ま
でもがリスクを避けるようになり、自ら積極的に活動しなくなってしまうのです。そのため、周りから見
ると少し暗い人と思われることがあります。
そこで今回は、ネガティブな人の特徴を見ていきましょう!!
ネガティブな人の特徴
何事も否定的
何事に対しても、「できない」「もう無理」「だからだめと言ったんだ」「それは違うと思います」とい
うような否定から入る傾向がみられます。
すごくシンプルに言えば思い込みのことです。失敗することが怖くて新しいチャレンジは避けたいという
プログラムが脳内に出来上がっているのです。
常に否定的なスタンスであるため、ネガティブ発言を聞かさる方もうんざりしてしまいます。
極度の心配性
ネガティブな人は極度の心配性であり、些細な出来事やもめごとを非常に大げさにとらえ、物事を始める
ときは「自分にできるかなぁ」「失敗するのではないか」というように大きな不安感を抱いているので
す。
また、人から批判されることや評価が下されるようなことを嫌う傾向にあります。
ミスや失敗を極端に恐れるので、何事にもすんなり取り組むことがありません。
心配性でミスや失敗を過度に恐れるのは、ネガティブな人によく見られる特徴です。
ネガティブな人は最悪の事態を想定して行動しているともいえます。
自信がない
ネガティブな人は、自己肯定感が低い傾向があります。
「自分では役不足なんじゃないか、他に適任な人がいるのではないか」と自分自身に対しての評価が低
く、何事においても自信が持てなくなるのです。
そうなると物事に取り組むモチベーションが低下し、人生の様々な出来事に積極的に取り組むことが難し
くなっていきます。
柔軟に物事を考えることが苦手
ネガティブな人は、物事に対して「こだわりが強い」あるいは「自分のやり方を貫く」傾向があります。
柔軟に物事を考える力がある人は臨機応変に動けるます。だから失敗しても「次どうしよう」がすぐに出
てきます。
柔軟に物事を考える力がない人はこだわりが強いので、失敗しても「どうして失敗したのか」と
切り替えがスムーズにできない為、負のスパイラルに陥ってしまいます。
人を頼るのが苦手
ネガティブな人は、なかなか人を頼れない傾向にあります。
自分なんかが頼ったら迷惑かもしれない、こんなこともできないなんてダメな人間と思われるかもと心配
が頭によぎるのです。
もともと頼ることに抵抗があると、自分が切羽詰まっているときや助けを必要としているときはさらに、
ネガティブ思考に陥りがちです。
【人に頼ること=自分の能力がない】という方程式が完成する思考の癖があるので、なかなか人に頼れず
自分で全部こなしてしまいがちです。
「人に頼る前に、自分で解決の努力をするべき」などのように「こうあるべき」「こうあってはならな
い」で自分を縛っているために、人に頼れない人もいます。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、ネガティブな人の特徴についていくつか記してきました。
ネガティブな人はよくないと思われがちですが、リスクを回避できる能力を持っているという点では、優
れているのです。
しかし、周りの人への影響を考えると、ネガティブ思考だけでは人間関係はうまくいきません。
環境や経験によって、誰だって陥る可能性のあるネガティブ思考。
誰もがなり得る分、心がけ次第で少しずつポジティブ思考にシフトしていくこともまた可能なことです。
ネガティブ思考の改善にこの記事が役立つと幸いです。
最後まで見ていただきありがとうございました。
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